更新履歴

さわりを読む▼をクリックすると更新された内容の冒頭部分がご覧になれますので、久しぶりのご訪問の方はこちらで未読・既読のご確認ができます

日付別の更新チェックはカレンダーの日付をクリック ▼

2014 01123456789101112131415161718192021222324252627282014 03

【  2014年02月  】 

スポンサーサイト

スポンサー広告

--.--.-- (--)

 全文を読む

呪歌顕現-ジュカケンゲン- 【1】

呪歌と姫君

2014.02.05 (Wed)

 「これ以上、話すことはない。さっさと帰ってもらえないか」苛立ちを含んだ声が、部屋の中に響いていた。そこは、穏やかな日の光が差し込んでいるザフィーラ伯爵邸の一室。しかし、そこに漂う雰囲気は険悪なものとしか言いようがなかった。「お言葉を返すようですが、ご令嬢をこのままにしておくことは、この上もなく危険なこと。そのことが、伯爵にはお分かりではないのですか?」吟遊詩人ギルドの長老である、フレデリックの声。...全文を読む

呪歌顕現-ジュカケンゲン- 【2】

呪歌と姫君

2014.02.05 (Wed)

 「アリオン、ちょっと今は、わたしに付き合ってもらえないかな?」◇◆◇◆◇「なによ、アリオンの馬鹿。なにも、ここに来てすぐ、お父様とお話ししなくてもいいじゃない」屋敷から庭に出たアフルは、誰もいないことをいいことに、そこらにある石を蹴り飛ばしている。貴族の令嬢として、淑やかにと言われ続けていることを考えれば、その姿はお行儀のいいものではない。それでも、彼女は自分の不満をぶつけるように庭の石をコンコン蹴飛...全文を読む

呪歌顕現-ジュカケンゲン- 【3】

呪歌と姫君

2014.02.05 (Wed)

 そう言うなり、ハイドは目の前においていた酒を一気に煽っている。そのまま、どんと勢いよく置いた盃に残りの酒を注ぐと、彼はフレデリックにグイッと突き出していた。「話を聞かせて貰おうじゃないか。もったいぶらずに全部、話しちまいな。俺に話をもってくるんだ。表に出せないことだっていうことは百も承知さ」その声に、フレデリックは差しだされた酒を一気に口にする。もっとも、喉を焼くような安酒に思わずむせかえることし...全文を読む

前月     2014年02月       翌月

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。